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境内のご案内
山門

創建された当初は、朱を施し、公用のみに用いられていたためか、「あかもん」や「あかずのもん」などと愛称されました。山門は、瓦葺きの四脚門、創建当時は茅葺き屋根であったとされ、冠木中央に長剣花菱紋と五七の桐の彫られた大きな板蟇股を置いています。拳鼻は寄木であり、室町風の安土桃山様式が残っています。
参道

清勝院の参道は、静かな自然に包まれた歩道で、季節ごとに変わる風景を楽しめます。穏やかな空気の中で、伝統的な雰囲気と歴史の息吹を感じる魅力的な場所です。
本堂外観
清勝院の本堂は伝統的な入母屋造りで、銅板葺き屋根と温かみのある木材が調和し、静かな佇まいが訪れる人々の心を落ち着かせてくれます。その端正な造りは、地域の文化と信仰を象徴する存在となっています。
本堂内観
荘厳さと温かさが見事に調和した空間で木の香りが漂う内部は、高い天井と精巧な柱の彫刻が特徴です。歴史の重みと職人の技を感じさせます。本尊の不動明王像が静かに祀られており、その佇まいは訪れる人々に深い安らぎと敬虔な気持ちを思い出させてくれます。
木彫不動明王立像
清勝院本尊の不動明王立像は、岩座上の木彫寄せ木造り、右手に利剣、左手に羂索を持ち、彫眼、像高91センチ、裳は胡粉盛上げの彩色、金切金が施される藤原様式を伝える鎌倉初期の作とみられます。
絹本着色理趣会曼荼羅図
本図は、室町期の制作と推定され、1.8ミリの金切金文を施した緑青地と白緑地を交互に組み合わせた内院の意匠です。独立した彩色の理趣会曼荼羅の作例としても貴重とされています。
大師堂
小さいながらも職人の技が感じられるお堂です。中に四ケ領八十八ヶ所第67番のお大師様が安置されています。
浄楽殿
浄楽殿と名付けられた客殿は玄関は唐破風造り、中の書院造りの和室は折上格天井となっており本堂と共に施工した職方の高い技術力の仕事を彷彿とされる建物であります。
駐車場
お車の方もご利用しやすいよう、駐車場をご用意しております。
みひかり幼稚園
清勝院が母体の学校法人清勝学院が運営をしているみひかり幼稚園が隣接しています。元気な園児たちの声が聞こえてくるので故人も寂しさを感じることなく、安らかな気持ちにになる環境です。

